このように高画質できれいに撮影できますが、手軽には始められません。それなりの心構えが必要です。Ninja Vで収録した動画は高画質なゆえに動画編集にそこそこのスペックのパソコンが必要となります。発表会や講演会の動画となると数十G単位の大きなファイルとなります。スムーズに編集するためには、メモリー8G以上 CPU コアi5以上できればコアi7以上 高性能グラフィックボードは必須となります。ハードディスクも湯水のように使います。動画編集の知識も必要となります。
以前sony VG20H(レンズ交換式の先進的なビデオカメラ)というソニーのビデオカメラに付属していたVEGAS Pro 14で動画編集を行ってきました。その後アドビのサブスクリプション会員になってphotoshopやpremiereなど一元的に使うようになって、VEGAS pro から遠ざかっていましたが、GH5 やFZH1 Panasonic G9プロ sonyのα6000シリーズやα7シリーズ RX5シリーズなどLogで撮影できる機種も増えてきました。 今回はFZH1に外部レコーダー「ブラックマジックデザイン Video Assist」で収録した 「ProRes 422 」フォーマットの動画を趣味で編集するためにVEGAS Pro 18を改め使用しました。趣味で少し凝った動画編集をしたい方に参考になればと思います。
VEGAS Pro 18の特徴
扱える動画フォーマットが豊富です
MP4形式はもちろん、アップルのMOV、Proress ソニーのHEVC、XAVC、XAVC S プロ用のMXF ファイルなどが読み書き出来ます。 MP4 10bit 422形式などの標準では表示が難し高ビットレートのファイルも読み込めます。元がSONY が手掛けたビデオソフトなので、SONY MXF動画形式が読み込めます。プロ用のフォーマットが読み込めるのはありがたいです。 外部ビデオレコーダーで一般的に使われるApple ProRes422が編集できるソフトです。今回は ブラックマジックデザイン Video Assist で収録した ProRes422 の動画を編集するために使用します。
高性能なパソコンを使ていてもフリーズしてしまうようで、海外のYouTubeでVEGAS Pro をフリーズさせない設定を紹介している人がたくさんいます。いろいろ試しましたが、機能を使えないようにする。せっかくのグラッフィクボードを使えないようにする設定が目立っていました。機能が使えない(iphoneの動画が読み込めない)などの設定をしてまでVEGAS Pro安定させるのは本末転倒だと思います。その中で私がこれは機能を損なってないという設定がありましたので紹介します。
残念ながらStudio Drivers使用前提です
① Studio Drivers. をインストールする。最新版をインストールします。
② オプション→ユーザー設定→ビデオ→最大ダイナミックRAMプレビューの値を0にする
この2つの設定で私の場合は安定しています。表示処理をすべてブラフックボードで行い、画面表示のためにパソコンのRAMを使わないという潔い設定です。 Studio Drivers がインストールできない Game Ready Drivers. での運用の方も試して見る価値はあるか思います。またプレビュー品質を(最高フル)にしてもカクカクしませんでした。
VEGASPro18で32ビット動画編集の手順
①32ビット動画を撮影する
Log撮影できるカメラでLog設定で撮影する。(メーカーによってpanasonic V-log canon C-log sony S-log fujifilm F-logなどあります)